歩き方

手つかずの自然が残り伝説と歴史が息づく宮島の最高峰・弥山へ/宮島ロープウエー・弥山本堂

#アート #歴史 #絶景 #自然

弘法大師(空海)によって開山され、山岳信仰の霊峰として崇められてきた弥山。標高は535mあり、宮島の最高峰として知られています。深い原始林に包まれ、多くの伝説と歴史が息づく神秘的な山をロープウエーと徒歩で巡ってみませんか。


原始林や多島美を眺めながら2種類のゴンドラを乗り継ぐ

出発は、山麓にある紅葉谷公園から。初夏には緑が輝き、秋には紅葉が広がる、四季折々の自然が美しい公園です。
その先にあるのが、宮島ロープウエーの紅葉谷駅。ここから循環式と交送式の2種類のゴンドラを乗り継いで、終着駅の獅子岩駅を目指します。

紅葉谷駅から中間地点の榧谷駅までは目下に広がる手つかずの原始林を、榧谷駅から獅子岩駅までは瀬戸内の多島美を楽しめます。
2026年3月には、18年ぶりに交走式のゴンドラをリニューアル。和の趣漂うデザインになり、「空号」「海号」と名付けられました。

山頂まで続く登山道沿いには神社・仏閣・史跡などが点在


獅子岩駅から弥山山頂までは、歩いて約30分の距離。

登山道には、弘法大師(空海)が100日間修行を積んだ場所として知られる弥山本堂、鬼の神を祀る全国でも珍しい三鬼堂、ほんのわずかな接点支えられているくぐり岩、潮の満ち引きに合わせて穴の中の水位が変わる干満岩など、神社や仏閣、史跡、巨岩、奇岩が点在しています。

気になるスポットに立ち寄りながら登っていくと、山頂まではあと少し!

目の前に広がる雄大な自然360度の大パノラマに感動


山頂には3階建ての展望台があり、360度の大パノラマが広がります。

瀬戸内海と島々が織りなす景色は、ため息が出るほどの美しさ。初代内閣総理大臣である伊藤博文も弥山を訪れ、山頂からの眺めを「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と感嘆したほど。

展望台の2階は休憩スペースになっていて、靴を脱いでくつろいだり、お弁当を食べたりすることができます。心地よい風を感じながら絶景を楽しんで。

【DATA】
弥山
TEL/0829-44-2011(宮島観光協会)

【DATA】
宮島ロープウエー
TEL/0829-44-0316
運行時間/9:00~16:00(下り最終時間は16:30)
運賃/大人(中学生以上)往復2000円・片道1100円、小人(小学生)往復1000円・片道550円

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AKIKO YAMASAKI

出版社勤務を経てフリーランスのライターに。広島県を中心に、飲食店や観光施設、企業などの取材・執筆を行う。るるぶFREE広島の担当編集として、長年、宮島取材を担当していたこともあり、宮島が大好き。絵本・漫画・喫茶店も好き。旅は予定を詰め込みすぎず、のんびりと過ごしたい派。